きっかけは妻のことでした。
妻がAmazonでの販売を始めて
私はオフタイムに手伝ったのですが
CSVファイルやレポートの作成、
CEOである妻への報告などで
手一杯になっていました。
そして、レポートの作成やデータの取得に
もっといい方法があるはずだと
考えました。
そこで作ったものが
現在のGorilla ROIにつながっています。
当社独自の特長は、
ダッシュボードもUIも
存在しないことです。
さまざまなEコマースのプラットフォームから
データを取得し、
Googleスプレッドシートに取り込み、
その処理や操作が
可能な状態にします。
これによって作業量が大きく減少し
オンライン販売のプロセスの
大幅な合理化と自動化が
実現します。
当社は小さい会社ですから、
コストとメリットのバランスが最適な
クラウドソリューションを
探していました。
最大の問題は、
価格の予測できないソリューションが
多かったことです。
単純に価格に基づいて、
客観的な判断をすることができました。
当社に必要なものは
これとこれ、
Akamaiの価格は
これとこれ、といったように。
AWSやAzureと比較してみると
Akamaiの圧勝でした。
初期段階では
TiDBに移行すべきかどうか
判断がつかず、
必要なリソースの量やシステムで処理可能な負荷、
そして発揮できる性能を
当社では正確に把握していませんでした。
Akamaiが追加リソースを提供してくれて、
システム全体のストレステストを
実際のシナリオで実施できました。
とても素晴らしいサポートでした。
AWSなどの競合他社では
決して提供されなかったことでしょう。
こうしたサポートによって、予算の枠内で
大規模に移行できるかどうかが
検証できました。
Akamaiが、その追加リソースで
新機能や新サービスの提供を
継続していること、そして
Akamaiに専任の窓口があり
ニーズに応えてくれるのも
大きなメリットです。
乱雑なスプレッドシートをクリーンで信頼性の高い知見に変換
Gorilla ROI は、効率的なスタートアップ企業です。最も煩雑な e コマースデータを販売者が実際に活用できるクリーンな知見に変える、というパワフルなミッションを掲げています。創業者兼 CEO の Jae Jun 氏は、Amazon マーケットプレイス事業の拡張を試みた後に Gorilla ROI を起業しました。ダッシュボードとクラッターを排除し、リアルタイムの市場データを販売者がよく利用しているGoogle スプレッドシートに直接提供できるようにしました。安価なホスティングソリューションを Akamai のクラウド・コンピューティング・サービスに置き換えることで、信頼性とコスト効率の高い迅速なサポートに支えられたインフラと、成長の基盤が得られました。
ダッシュボードも、無駄な機能もなし。あるのは、販売者が作業するクリーンなデータのみ
「妻の Amazon ストアの経営を手伝おうとして、数時間で力尽きてしまいました。あふれるほどの CSV データの量を見て、より良い方法が必要だと思ったのです」と Jun 氏は振り返ります。Gorilla ROI は、このフラストレーションから生まれました。現在、数百のオンライン販売者をサポートして、Amazon や Shopify などのプラットフォーム間の高速かつクリーンで自動化されたデータ統合を提供しています。
Gorilla ROI のユニークな点は、ダッシュボードや雑然とした UI がないことです。「Google スプレッドシートに提供される信頼性の高いデータのみで、ユーザーは作業ができます」と Jun 氏は述べています。
わずか 5 人のエンジニアと 2 人の UX 設計者で構成される Gorilla ROI チームが、高性能なバックエンドのインフラを構築して、この軽量で強力な体験を提供しています。ユーザー体験がシンプルであれば、根底にある技術的な複雑さが軽減します。Gorilla ROI は、リアルタイムの挿入、削除、計算で大量のデータを処理しながら、サービスの稼働を維持して、顧客がビジネス上の意思決定をすぐに行えるようにします。
AWS や Azure よりも Akamai を選択
Gorilla ROI は、創業当初、パワフルで予算内に収まるインフラを必要としていました。「私たちは自己資金で事業を始めました。AWS や Azure を使用するのは当然と誰もが考えるでしょうが、予測不可能なコストの余裕はありませんでした」と Jun 氏は述べています。「私たちが求めていたのは、予測しやすい安定したものでした」
Jun 氏と Gorilla ROI のチームは、低コストのホスティングソリューションを試してきましたが、ダウンタイムと一貫性のないパフォーマンスのため、他のソリューションに目を向ける必要がありました。同社の CTO は 現在は Akamai Cloud になった Linode の使用経験があり、その一貫したパフォーマンスと予測可能なコストを評価しています。
技術的な課題に対応
Gorilla ROI は拡大に伴い、技術的な課題も発生しました。「ソフトウェア開発は、終わりのない建設プロジェクトのようなものです」と Jun 氏は述べています。同社のチームは高可用性を提供する Percona XtraDB を使用してソフトウェア開発を始めましたが、ボトルネックとダウンタイムに悩まされるようになりました。Gorilla ROI は最終的に TiDB に移行しました。これにより、挿入と削除の遅延が解決し、数日もかかっていたデータベースノードの追加が数時間で完了するようになりました。
「Akamai を活用して、新しいデータベースのストレステストをし、現実的なシナリオで大規模な移行を検証しました。これには Akamai から提供された余剰リソースを使用しました。とても素晴らしいサポートでした。AWS やその他のハイパースケーラーからは、このレベルの対応を受けることはできませんでした」と Jun 氏は語ります。
非構造化データについては、Gorilla ROI は MongoDB に依存します。Akamai クラウドコンピューティングの NodeBalancers、VM、共有コンピューティングインスタンスによってすべてがサポートされます。「導入は迅速で簡単です。コストのかかる専門家や大規模なチームを必要とせず、業務を続けられます」
買収後も継続して Akamai を利用
Akamai が Linode を買収した後、Jun 氏は懐疑的でした。「企業の規模が大きくなると、官僚的になり、コストが増え、個人的なサポートが減ると考えられます。しかし、これは全く逆でした。使いやすく強力なツールのままで、さらに多くの機能やより優れたサービスを利用できるようになりました」
一般的なチケットシステムではなく、Akamai のサポートチームに直接問い合わせられることは、大きなメリットでした。「Akamai のアカウントチームを一言で表すのであれば、『supportive(支援してくれる)』です。彼らは私たちとずっと一緒でした」と同氏は続けます。
開発者のアジリティとスケーリングを強化
Jun 氏は、Gorilla ROI が効率的でアジャイルな状態を維持できるのは Akamai のおかげと考えています。「インフラを管理するために、高価な認定やニッチな専門知識は必要ありません。チームの全員がこのシステムを理解しているため、冗長性が高まり、リスクが軽減され、人件費を削減できます」
このインフラは、Gorilla ROI が迅速に移動できるように設計されています。「新しいコンピューティングインスタンスのスピンアップと停止を、必要に応じて迅速に、そして簡単に実行できます。このような柔軟性により、ニーズに対応するのではなく、イノベーションにプロアクティブに注力できます」と同氏は述べています。
順風満帆でカオスから自信に
Akamai に切り替える前は、いつも「発火」やダウンタイムの発生に対応していたことを Jun 氏は覚えています。「当社の CTO は休暇を楽しむこともできませんでした。サーバーの問題に対応するために、常に待機していたからです。ところが今は Akamai が代わっていることを彼も知っているので、安心して任せられます」
この変化が、Gorilla ROI の業務を変革しました。このインフラはバックグラウンドですべてを静かにサポートし、予測可能で信頼性が高く、コスト効率に優れています。
「アーキテクチャは家の土台のようなものです。いつもそれを気にかけたくはありません。安定して正しく機能するべきです」と Jun 氏は述べます。「Akamai はまさにそれを提供してくれます」
信頼できる基盤の上でビジネスを拡大
現在、Gorilla ROI の v2 インフラが稼働しています。これを支えているのは、Akamai のクラウド・コンピューティング・サービスです。このインフラは、パフォーマンスを低下させることなく数千のユーザーをサポートするように設計されています。「以前は数百人のユーザーに拡大するのに苦労していました。今は数千人の処理が可能になりました」と Jun 氏は述べます。
Gorilla ROI は、強固な基盤を確立して、ユーザーベースの拡大、新しい統合の追加、オンライン販売者のデータアクセスの継続的な簡素化に注力しています。「Akamai は必要なインフラを提供するだけでなく、予算と計画の策定を容易にしてくれます。複雑なモデルを実行している財務の専門家がいなくても、10% の範囲内でコストを予想できます。事業の拡大期には、このような容易さと予測可能性が重要になります」と Jun 氏は締めくくっています。
Gorilla ROI について
Gorilla ROI の理念は、データの活用を促進することです。2018 年に創業しました。Gorilla ROI は、販売、注文、在庫などを Google スプレッドシートと同期する、Amazon および Shopify 向けのデータコネクターです。手作業によるデータ収集がなくなり、自由に独自のレポートを作成して知見を得ることができます。静的なスプレッドシートを、自動化された、信頼できる最新のダッシュボードに変換します。
Akamai について
Akamai は、オンラインビジネスの力となり、守るサイバーセキュリティおよびクラウドコンピューティング企業です。当社の市場をリードするセキュリティソリューション、優れた脅威インテリジェンス、グローバル運用チームによって、あらゆる場所でエンタープライズデータとアプリケーションを保護する多層防御を利用いただけます。Akamai のフルスタック・クラウド・コンピューティング・ソリューションは、世界で最も分散化されたプラットフォームで高いパフォーマンスとコスト効率を実現しています。多くのグローバル企業が、ビジネスの成長に必要な業界最高レベルの信頼性、拡張性、専門知識を提供できる Akamai に信頼を寄せています。詳細については、akamai.com/ja および akamai.com/ja/blog をご覧いただくか、X や LinkedIn で Akamai Technologies をフォローしてください。