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Harmonic がクラウドでのメディアワークフローを革新

Akamai とのパートナーシップにより、クラウドネイティブのスピードと拡張性を活かして動画の未来を実現

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ブロードバンドと動画配信を再定義

Harmonic によって、ブロードバンドと動画配信の常識は変わりつつあります。Harmonic は、仮想化ソリューションのグローバルリーダーとして、クラウドネイティブのワークフローを通じてオーバーザトップ(OTT)動画配信をシンプル化することで、メディア企業やサービスプロバイダーがあらゆる配信型コンテンツを収益化する方法を変革しています。Harmonic のクラウドネイティブソリューション VOS®360 を Akamai CloudAkamai Media Services Live 5 と連携することで、Harmonic と Akamai は、高速で信頼性に優れ、スケーラブルな動画サービスの配信方法を再定義しています。

AI とクラウドの柔軟性でイノベーションを推進

Harmonic の市場をリードする VOS360 Software as a Service(SaaS)が世界中のメディア企業で使用されているのには、それだけの理由があります。VOS360 Media SaaS は、高品質なストリーミングサービスとブロードキャストサービスのために、メディア処理と配信のあらゆる段階を合理化します。一方で VOS360 Ad SaaS は、フルスクリーン広告およびインストリーム広告向けに、徹底的にパーソナライズされた広告ワークフローを提供します。

AI によって動画ワークフローが急速に変化しつつある中で、Harmonic は、イノベーションをもっと身近なものにするための新しい機能に投資しています。VOS360 の最新の拡張機能では、視聴者体験の向上、配信の自動化、大規模な広告収益化の実現のために AI が活用されています。

しかし、こうしたメリットを実現するためには、パフォーマンスと拡張性に優れるだけでなく、コスト効率も高いクラウドプラットフォームが必要です。従来のクラウドでは容量のニーズが予測不能でエグレス(出方向の通信)コストがかさむため、多くのサービスプロバイダーがハイブリッド環境やオンプレミス環境に依存せざるを得なくなっています。

「これらの問題が相まって、ある種のワークフローをクラウドで実行するのはコスト的に見合わなくなっています。当社は、クラウド移行とそのメリットをお客様が活用いただけるように支援したいと考えていました」と Harmonic で Senior Vice President of Video Products and Solutions を務める Gil Rudge 氏は述べています。

Akamai Cloud が最適な理由

Harmonic は、自社と似たような考えのパートナー、つまりメディア重視でコスト意識の高いクラウドパートナーを探していました。その答えが、Akamai Cloud でした。「Akamai Cloud の分散化という方向性は、ハイパースケーラーがデータセンターを構築する方向性とは一線を画しています。Akamai は、サブスクリプション契約者にごく近い場所にメディアを配信することで、動画ワークフローに不可欠な低レイテンシーと低コストを実現します」と Rudge 氏は述べています。

Akamai 認定コンピューティング・パートナー・プログラムのメンバーとなった Harmonic は、スケーラビリティ、信頼性、レジリエンシーを高めつつ、お客様にクラウドベースの動画ワークロードをよりスマートかつ高いコスト効率で実行する方法を提供できるようになりました。顧客も、Akamai を介してクラウドコンピューティング、セキュリティ、コンテンツ配信に関する豊富な機能を利用できます。

「Akamai Cloud 上で Harmonic の VOS360 SaaS ソリューションを使用すると、メディア企業はワークフローをより細かく制御して視聴体験を合理化したり、運用コストを削減しつつビジネスの成長を促進したりできます」と同氏は述べています。

「このパートナーシップは、当社のテクノロジーと Akamai Cloud という業界トップクラスの両者を結び付けるものであり、当社とお客様の双方にメリットをもたらします」

Harmonic、Senior Vice President of Video Products and Solutions、Gil Rudge 氏

AI ワークロードとハイブリッドモデルを、自信を持って提供

Akamai Cloud 上で SaaS ソリューションを運用するようになった Harmonic は、AI 主導のメディアサービスをはじめとする次世代型ワークロードをサポートできるようになりました。「お客様に従来のオンプレミスソリューションから Akamai Cloud に移行していただき、コスト効率に優れたイノベーションを気軽に利用してもらえることを嬉しく思っています」と Rudge 氏は述べています。

ハイブリッドアーキテクチャを維持している組織にもメリットはあります。「コストが固定的なリソースをオンプレミスで維持するのは理にかなっていますが、コストが変動するものにはクラウドが適しています。たとえばプロバイダーや放送局などでは、エンコーディングは引き続きオンプレミスで行い、ストレージをクラウドに移行すれば、弾力性を高めることができます」と同氏は述べています。

Harmonic の SaaS ソリューションを Akamai Cloud 上で実行することで、運用コストを抑えつつ、より多くのワークフローをこなせます。同氏はこう述べています。「お客様に Akamai Cloud の優れた品質と信頼性がもたらすメリットを享受してもらいながら、より低コストで移行を実行できます」

Akamai Media Services Live 5 を強化

視聴者の期待の高まりにあわせて、Akamai は独自のライブ・オリジン・サービスである Akamai Media Services Live 5 向けの新しい動画処理エンジンを模索していました。この包括的なスイートは、世界有数の大手メディア企業のライブイベント放送やリニアストリーミングで活躍しています。

Harmonic の VOS360 Media SaaS が選ばれたのは当然でした。Harmonic は、Akamai Media Services Live 5 の動画処理専任パートナーとしてライブサービスおよびリニアサービスの大規模な提供を担い、高品質かつ Always-on の視聴体験を 24 時間年中無休で実現します。

クラウドでの成長を加速

Harmonic と Akamai の強力なパートナーシップにより、両社はともに、よりスマートにスケーリングし、より迅速にお客様のイノベーションを支援できるようになりました。サービスプロバイダー、放送局、コンテンツ所有者にとっては、より優れたコスト効率で動画サービスを展開し、複雑なワークフローをシンプル化し、新しい収益化モデルを追求できるパートナーシップです。

「ここ数年、当社のビジネスは徐々に成長していました。Akamai とのパートナーシップにより、成長は加速するでしょう。お客様が Media Services Live 5 を利用できるようになるだけでなく、信頼性の高いクラウドを手頃な価格で提供し、より多くのワークフローをクラウドに移行できるようになるのです」と Rudge 氏は締めくくりました。

Harmonic には 2 つの事業部門があります。1 つはブロードバンド部門、もう 1 つは動画部門です。私が所属する動画部門では、ストリーミングや放送に関するテクノロジーに注力しています。これまでも従来の動画設備からクラウドへの移行をサポートしてきました。すべてをクラウドに移した方が経済的な場合もあれば、オンプレミスのままの方がいい場合もあります。今はハイブリッドソリューションが多くなっています。オンプレミスで機能しているものはオンプレミスのまま利用し、クラウドの方が適しているものはクラウドに移行して、2 つを連携させています。Harmonic と Akamai のパートナーシップによって、さまざまな問題を解決できます。一方、純粋なストリーミング配信者にとっては、この方法はストリーミングとクラウドの両方で最善の組み合わせでテクノロジーを活用するため、非常にコスト効率に優れたソリューションとなります。他方で、すべてをオンプレミスで保存している従来型の企業にとっては、ハイブリッドソリューションの導入に踏み切る好機となります。たとえば、大量のエンコーディングをデータセンターに保存しながら、DVR オリジンはクラウドに置く、といった柔軟な使い方ができます。

今では、プレイアウト、エンコーディング、ストリーミングの従来のワークフロー以外でも、Akamai Cloud の接続性によって一次配信に加わることが可能です。ここで、Harmonic のテクノロジーが活躍します。VR360 の強化にあたって Akamai との連携を選んだ理由は、Akamai Connected Cloud が持つ重要な特性、それに尽きます。Akamai Connected Cloud は CDN のフットプリントを基盤に構築されており、そこが一般的なハイパースケーラーのデータセンターとは異なります。よりメディア向けなのです。メディアを配信する際に、より優れたメリットがもたらされ、ひいてはサブスクリプションの契約者に低レイテンシーかつ低コストを提供することにつながります。それこそが、動画ワークフローにおいて私たちが重視することです。この Akamai とのパートナーシップは、SaaS ビジネスを成長させたい私たちが求めていたとおりのものでした。

Harmonic について

Harmonic(NASDAQ:HLIT)は、仮想化されたブロードバンドおよび動画配信ソリューションの世界的リーダーです。メディア企業やサービスプロバイダー向けに、世界中の消費者に超高品質の動画ストリーミングサービスやブロードキャストサービスを提供するための支援を行っています。同社が業界初の仮想化ブロードバンドソリューションによってブロードバンドネットワークに革命を起こしたため、事業者は、消費者の家庭やモバイルデバイスにギガビット・インターネット・サービスをより柔軟に展開できるようになりました。革新的なクラウドおよびソフトウェアプラットフォームによる OTT 動画配信のシンプル化や、ギガビット・インターネット・サービスの提供の促進などにより、Harmonic は、メディア企業やサービスプロバイダーがあらゆるデバイスで視聴されるライブコンテンツやオンデマンドコンテンツを収益化する方法に変革を起こしています。

Akamai について

Akamai は、オンラインビジネスの力となり、守るサイバーセキュリティおよびクラウドコンピューティング企業です。当社の市場をリードするセキュリティソリューション、優れた脅威インテリジェンス、グローバル運用チームによって、あらゆる場所でエンタープライズデータとアプリケーションを保護する多層防御を利用いただけます。Akamai のフルスタック・クラウド・コンピューティング・ソリューションは、世界で最も分散化されたプラットフォームで高いパフォーマンスとコストを実現しています。多くのグローバル企業が、ビジネスの成長に必要な業界最高レベルの信頼性、拡張性、専門知識を提供できる Akamai に信頼を寄せています。詳細については、akamai.com/ja および akamai.com/ja/blog をご覧いただくか、X や LinkedIn で Akamai Technologies をフォローしてください。  

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