LKE:マネージド型 Kubernetes エンジン

複雑さや余分なオーバーヘッドなしで、Kubernetes にコンテナを展開して管理します

コントロールプレーンではなく、Kubernetes を実行します。

コントロールプレーンのアップタイム、ノード障害、バージョンアップグレードを気にせずに、コンテナ化されたアプリケーションを展開、管理、スケーリングできます。LKE は、シンプルさ、パフォーマンス、コントロールを重視して構築された、CNCF 認定の本番環境対応 Kubernetes 環境を Akamai Cloud 上で開発者に提供します。

LKE はビルダー向けに構築されています

マネージド型コントロールプレーンを搭載

コントロールプレーンの運用は不要です。CNCF 認定のマネージド型コントロールプレーンで、追加コストなしで迅速に展開できます。

透明で予測可能な価格設定

支払いを正確に把握できます。ワーカーノード、ロードバランサー、ストレージの費用が明確で、隠れた料金は発生しません。

既存のツールを使用

Linode API、CLI、Terraform プロバイダーを CI/CD ワークフローに統合し、自在に自動化できます。

デフォルトで安全性と信頼性を確保

回復力を維持します。LKE でクラスターを自動的に監視、バックアップ、リストアして、継続的なアップタイムを実現できます。

仕組み:ソリューションを選択してください

LKE:シンプルかつ無料で始める LKE-Enterprise:自信をもってスケーリング
無料のコントロールプレーン 専用の HA コントロールプレーン
最大 250 ノード 最大 500 ノード
Calico CNI Cilium CNI(より優れたパフォーマンス)
標準 NodeBalancer(ロードバランサー) プレミアム NodeBalancer、VPC 分離、強化されたセキュリティ
対象:スタートアップ、開発/テスト、小規模な本番環境 対象:大規模な本番環境、AI ワークロード、マルチチーム、コンプライアンス

プラットフォームエンジニアのための LKE

ラベル、テイント、RBAC、バージョンポリシーを使用してガードレールで管理し、クラスターを標準化できます。API、CLI、Terraform を統合してフリート管理と GitOps をサポートし、すべてを自動化します。お好みの CNI を選択して柔軟性を維持できます。

開発者のための LKE

Helm、Operator、そしてより広範な CNCF エコシステムを活用して、自分のスタックを導入できます。コントロールプレーンの運用、メンテナンス、リカバリーを LKE に任せてコードに集中できるため、機能をより迅速に提供できます。

主な特長

Kubernetes を簡単に管理し、セキュリティを維持し、瞬時にスケーリングできます。料金は使用した分だけです。

迅速な展開

本番環境対応の Kubernetes クラスターを数分で構築できます。複雑なセットアップやコントロールプレーンの管理、YAML は不要です。

オープンでポータブル

CNCF 認定でアップストリーム互換。マニフェスト、Helm チャート、ツールはそのまま機能します。ロックインや予期せぬ事態は発生しません。

パフォーマンスとスケーリングに最適化

予測可能なパフォーマンスに最適化した、ノードプール、自動スケーリング、GPU 対応クラスター、ワークロードスケジューリングに対応します。

特長

  • Cloud Manager、CLI、または API を使用して、本番環境対応のクラスターを数分でスピンアップ
  • ワークロードの変化に合わせてノードを自動で追加・削除、各ノードプールは標準でデータ暗号化を搭載
  • 必要に応じて NodeBalancer を追加、高度なルーティングとスループット向上のためにアップグレード
  • Kubernetes ダッシュボードに LKE で直接アクセスして、迅速な可視性と直接のコントロールを実現(LKE-Enterprise 以外)
  • トラフィックの多い低レイテンシーのアプリケーション向けに、40 Gbps のインバウンド帯域幅と無料のインバウンド転送が使用可能
  • VPC の分離とネットワークセキュリティの強化を実現し、コンプライアンスとマルチテナントに対応(LKE-Enterprise)
  • 自動化されたゼロダウンタイムのバージョンアップデートにより、クラスターを最新の Kubernetes リリースに合わせて維持
  • 開発/テストから本番グレード、マルチチーム、AI ワークロードまで、クラスターあたり最大 5,000 ポッドまでのあらゆるワークロードに対応
  • CNI の選択:LKE の Calico ではシンプルさ、LKE-Enterprise の Cilium ではパフォーマンスと可観測性を重視

スケーリングしても請求は予想通り

透明性の高い価格設定:ノード、ストレージ、ロードバランサーに対してのみ支払います。コントロールプレーンは無料、HA はクラスターあたり 60 ドルから。

お客様事例

Eyevinn がオープンソースの展開に大変革を起こす

コンサルティング会社が Akamai Cloud を使用して、革新的なオープン・ソース・プラットフォームと持続可能な収益分配モデルを実現。

エムティーアイがクラウドでの運用を合理化

Akamai のクラウド・コンピューティング・サービスを使用して、IT インフラを強化しコストを削減。

SharePlay、ゲーム体験を最適化して提供

ライブストリーミングプラットフォームが、AWS から Akamai への移行により、コスト削減と同時に高パフォーマンスと低レイテンシーを実現。

よくある質問(FAQ)

LKE は、小規模から中規模のワークロード向けの共有コントロールプレーンクラスターを提供しています。一方、LKE-E (LKE-Enterprise)は、本番ワークロード向けに専用の HA コントロールプレーン、プライベートネットワーキング、SLA に裏打ちされた信頼性を提供しています。

Kubernetes バージョン:利用可能な最新バージョンを参照

API:Kubernetes API との完全な互換性

リージョン:可用性

コンピューティング:共有、専用、ハイメモリー、GPU

ストレージ:永続ボリューム(ブロックストレージ)

ネットワーク:40 Gbps インバウンド、無料イングレス(入方向の通信)

はい。同じ Kubernetes バージョンとマニフェストを使用して、既存のクラスターを移行できます。

LKE-Enterprise では、コントロールプレーンとワーカーノードに対して 99.9% の SLA を提供しています。一方、LKE では、Akamai の標準サポートによるベストエフォート型のアップタイムが提供されています。

はい。かかるコストは、展開するリソース(ノード、ストレージ、ロードバランサー)に対するものだけです。ただし、HA コントロールプレーンを選択すると、それに関連するコストが発生します。

Cilium はセキュアなポッドネットワーキングを提供しており、ネットワークポリシーは LKE でも LKE-Enterprise でも利用可能です。LKE-Enterprise ではさらに VPC 分離もサポートしています。

最新の安定版と、その 1 つ前のマイナーバージョンが利用可能です。自動アップグレードは含まれています。

最大 5,000 米ドルの条件を満たしているか、申請を確認いたします

大規模な導入、移行、アプリの最適化、アーキテクチャ評価、セキュリティと信頼性の監査など、さまざまなサポートをご提供いたします。サポートやアカウントに関するご質問は、サポートページをご覧ください。