API Security

AI時代のためのAPI保護

API Security

ますます発生頻度が高まっている攻撃やデータ窃取からすべての API を保護

GenAIワークフロー向けのAPI保護

レガシーからGenAI、LLM、MCPサーバーまで、すべてのAPIに対して即時の可視性と保護を提供します。攻撃を検知し、急速に拡大するこのアタックサーフェスに存在するリスクを修正できるようにするために、脆弱性を特定し、API のふるまいを分析する方法を説明します。

隠れた API セキュリティリスクを探索して排除

API 資産全体を探索

影のAPI、ゾンビAPI、AI関連APIを自動で検出、棚卸し、タグ付けし、即時のガバナンスとコンプライアンスを可能にします。

脆弱な API を特定

OWASP API Top 10 すべてを含む、攻撃者が標的とする API の脆弱性と誤設定を監査します。

API の悪用と攻撃を防止

コンテキストに基づいた知見を利用し、データ漏えい、不審なふるまい、悪性ボット、API 攻撃などのリスクを特定します。

API Security の仕組み

探索

API の数や種類などの情報を含む包括的な API インベントリを生成します。

テスト

スピードを犠牲にすることなく CI/CD パイプラインにセキュリティを追加し、本番環境への移行前に API のセキュリティを確保します。

検知

機械学習を活用した自動検知により、API の脆弱性と攻撃を特定します。

応答

WAF、SIEM、ITSM ツールと統合することで、API の問題を修正する高度なワークフローを作成します。

API Security 製品デモ

Akamai の API セキュリティソリューションの詳細なデモでは、すべての API のインベントリを作成し、保護する方法をご紹介しています。

特長

  • Akamai CDN へのネイティブ接続を利用して API トラフィックを評価し、ソースコード内の API を特定して、API がアクセスできる機密データの種類を把握します。
  • GenAIモデル、LLM、AIサービスに接続するすべてのAPI(影のAPIや未管理のエンドポイントを含む)を自動で検出、棚卸し、タグ付けします
  • モデルコンテキストプロトコル(MCP)サーバーに接続されているAPIを検出し、影の統合を特定して、安全なAIエージェントの導入を確保します
  • OWASP Top 10 API セキュリティリスクに照らして API を分析し、影響ごとに脆弱性の優先順位を付けて迅速に修復
  • ビジネスロジック、物理ネットワークインフラ、および API トラフィックフローの視覚化によって API コンテキストを理解
  • 規制要件、業界標準、社内ポリシーへのコンプライアンスを継続的に監視
  • 異常な使用、API 攻撃、データ漏えい、改ざん、ポリシー違反を特定
  • BAPI攻撃をブロックし、修復を迅速化するワークフローを設定するか、Managed Security Serviceを活用してSOCの効果を高めます
  • 既存の CI/CD パイプラインと完全に統合し、悪性トラフィックをシミュレートする 200 以上のテストを自動的に実行

Managed Service for API Security

Akamai API セキュリティエキスパートが SOC チームを強化し、継続的な監視と迅速な脅威対応を実現します。

KuppingerCole は、API セキュリティおよび管理に関する 4 つのカテゴリーにおいて Akamai を「リーダー」に選出しています

Akamai API Security が新しいレポートの「Overall(総合)」、「Product(製品)」、「Innovation(イノベーション)」、「Market(市場)」の各カテゴリーで「リーダー」に選出された理由をご確認ください。

Netskope

大手セキュリティ企業が Akamai API Security を使用して、何千もの顧客のコンプライアンスの維持と何万もの API のセキュリティの確保を支援しています。

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Novant Health

Novant Health は、Akamai API Security を活用した可視化、データ保護、「シフトレフト」テストにより、API のリスクを検知、緩和しています。

DHgate

中国を拠点とする E コマース卸売プラットフォームプロバイダーが、API Security を活用し、API インベントリに関連するセキュリティ上の懸念に対処しました。

API Security のユースケース

Akamai API Security によってデジタルビジネスとそのデータをさまざまな面でどのように保護できるのかをご紹介します。

AI セキュリティ

AI セキュリティ

API向けのAIセキュリティは、従来型アプリケーションとAI対応アプリケーションの両方を狙う高度な脅威に対して、先手を打った防御を提供します。GenAIモデル、LLM、AIサービスと連携するAPI(影のAPIや未管理のエンドポイントを含む)を自動で検出・分類することで、セキュリティチームはリアルタイムの可視性を獲得し、ガバナンスを実施し、コンプライアンスリスクを低減できます。

APIをテストする

API を本番環境に導入する前にテスト

API Testing は、組織の「シフトレフト」、すなわち API を稼働させる前に、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の早い段階でビジネスロジックの悪用などの脆弱性を検知し、修正することを支援します。そのため、API セキュリティ戦略にとって重要な役割を果たします。

API テストを行うことで、OWASP Top 10 API セキュリティリスクの脅威に対するテストなど、悪性トラフィックをシミュレートする 150 以上の動的テストを自動的に実行します。スケジュールを作成して、開発の任意の段階に任意の間隔で自動的にテストを実行できます。

APIを棚卸しする

企業全体のAPIの棚卸しを取得する

組織全体のすべてのAPIの包括的かつ継続的に更新される棚卸しを維持することは、効果的なAPIセキュリティ戦略において非常に重要です。API 攻撃に関連するリスクは重大であるため、オンデマンドの探索や 1 日 1 回の探索では不十分です。さらに、セキュリティ、開発、運用の主要なチームメンバーが API がどのように使用または悪用されているかを理解できるようにするためには、実際の API のふるまい(API コール)を視覚化する必要があります。そうすることで、組織のすべてのチームでのコミュニケーションと調査が容易になります。 

API Security は、さまざまなテクノロジーやインフラの API の探索を自動化し、継続的に実行します。また、新たに展開された API を特定し、その API のプロパティを既存のドキュメントと比較します。API Security は、見逃されることの多いシャドウ API や、OWASP Top 10 API セキュリティリスクに記載されている既知の API の脆弱性を検知できます。 

API 探索は継続的なプロセスであり、Akamai は新しい API と既存の API への変更を 24 時間体制で継続的に監視します。お客様のセキュリティチームは、他に類を見ない可視性を手に入れ、開発者が新しい API やサービスを展開したことを真っ先に知ることができます。

API のリスクポスチャを把握

API のリスクポスチャを把握

API は、企業が展開するあらゆるデジタル製品とサービスに活用されています。そのため、API の範囲と規模が拡大しているのは当然です。しかし、このような急速な普及により、API スプロールが発生し、アタックサーフェスが変化しています。

現在の攻撃者は、ソフトウェアのバグや設定エラーなど、次の目的で悪用できる API の脆弱性を探しています。

  • 機密性の高いアプリケーション機能へのアクセス
  • 機微な情報の発見、侵害、窃取
  • 悪性の方法での API の悪用 

OWASP Top 10 API セキュリティリスクは、組織が特定と対処を試みる必要がある、最も一般的に悪用されている API の脆弱性と脅威について、有益な情報を要約して提供します。

API セキュリティを実行することで、セキュリティチーム、開発者チーム、および API チームに潜在的なリスク、設定エラー、脆弱性を迅速に通知し、脆弱な API や誤って設定された API が原因で企業が API 攻撃にさらされるのを防ぐことができます。また、パートナーによる API の設定に誤りがあるのか、またはコードに脆弱性があるのかを、簡単に見極めることができます。 

コンテキストアラートと条件付きアラートは、Jira チケットの自動作成など、既存のワークフロー内でシームレスに機能するため、問題の迅速な解決が可能になります。

API の悪用を監視

API の悪用を監視

API はプログラマティックに使用するように設計されているため、正当な使用と攻撃や悪用を区別するのは極めて困難です。

API 攻撃の手法はさまざまですが、最も一般的な手法には次のようなものがあります。

  • ビジネスロジックの悪用。ビジネスロジック攻撃は、アプリケーションの設計上または実装上の欠陥を突いて、攻撃者に利益をもたらす想定外のふるまいや許可されていないふるまいをさせることです。
  • 不正なデータアクセス。この攻撃手法は、認証や承認の機能が破損していることを悪用し、制限された情報にアクセスすることができます。
  • アカウントの乗っ取り。アカウントの乗っ取りは、認証情報の窃取またはクロスサイトスクリプティング攻撃に依存して、正当なユーザーになりすまして API を悪用する手法です。
  • データスクレイピング。悪意のある攻撃者が、大量の貴重なデータセットの大規模なキャプチャを実行するために、公開されているリソースを積極的にクエリーする場合があります。
  • ビジネスサービス妨害(DoS)。無制限の API コールにより、アプリケーションレイヤーで「サービスの崩壊」または完全なサービス妨害が引き起こされます。

これらの潜在的な API セキュリティリスクを検知して防止するためには、より広範なアプリケーションセキュリティ戦略の一環として、専用の API セキュリティソリューションで使用できる高度な制御を使用する必要があります。

よくある質問(FAQ)

Akamai API Security はベンダーに依存しない API 脅威防御ソリューションであり、他の Akamai ソリューションを使用する必要はありません。Akamai のセキュリティソリューションを補完する API Security では、API への攻撃がさらに巧妙化して新たな検知手法や自動対応が必要になっても、お客様は包括的な保護を受けられます。

 

App & API Protector と API Security は、Akamai がお客様のビジネスを保護するために提供する 2 つの異なるソリューションです。

  •  App & API Protector は、Akamai Cloud 上で実行されるすべての Web アプリと API に対する API 脅威を探索して緩和します。お客様のビジネスに対する潜在的な脅威を含むあらゆるインライントラフィックをブロックできます。
  • API Security は、プラットフォームに依存せず、企業全体のすべての API エンドポイントを包括的に探索して可視化します。API アクティビティのリアルタイムトラフィック分析を提供し、API トラフィックの新たな悪用を緩和するために必要とされる具体的な対応を判断します。 

    App & API Protector と API Security を組み合わせて展開すると、インラインで機能し、API に極めて包括的かつ継続的な可視性をもたらします。これにより、あらゆる資産の API に関する問題を探索、監査、検知、対応できます。 さらに、2 つのソリューションの統合により、最も堅牢でシンプルな API Security の実装が可能になります。

 

はい。Akamai の API テストソリューションは、API 固有の脆弱性に包括的に対処するように設計されています。Akamai のソリューションは、シフトレフトを実行し、開発のあらゆる段階に API セキュリティテストを組み込むために役立ちます。

API Security は、水平方向(East/West)と垂直方向(North/South)の両方のトラフィックを監視して保護し、企業全体のすべての API にセキュリティリスクを示す異常がないかどうかを確認します。

API Security は、個人情報(PII)、内部ドキュメント、知的財産などが含まれている API を特定し、それらの API の保護を自動化できるようにします。すべてのトラフィックサンプルは、不審かどうかにかかわらず難読化されており、管理者と関係者だけが表示できるため、プライバシーとコンプライアンスの取り組みがシンプル化されます。

API Security は、プラットフォームに依存することなく、SaaS、ハイブリッド、オンプレミスなど、あらゆる環境で機能します。これには、複数の CDN、WAF、ゲートウェイを備え、企業全体に API が(垂直方向と水平方向の両方に)広く分散しているような複雑な環境も含まれます。API Security は、API がどこで探索されても、API のふるまいを全社規模で可視化します。

Akamai API Security は、Akamai Cloud トラフィックのコピーを Akamai API Security にシームレスに送信して分析できるネイティブコネクターを備えています。この統合は API Security と Akamai Cloud の両方に直接組み込まれているため、レイテンシーが排除され、リスクが軽減されます。ネイティブコネクターは、Akamai が管理する環境全体の API を自動的に探索して追跡し、脆弱性を検知して、お客様がエッジで攻撃者をブロックできるようにします。

API Security は、OWASP Top 10 API セキュリティリスクのすべてをカバーしています。

リソース

OWASP Top 10 API セキュリティリスクに対する防御

Top 10 API セキュリティリスクの更新版で、新たな緩和戦略や防御が必要な新規の脆弱性が取り上げられています。

エッジを超えて:WAAP に Always-on の API Security を加えて補完

API セキュリティのベストプラクティスを学び、WAAP だけでは対策が不十分である理由を探ります。

API セキュリティのエキスパートから学ぶ

毎月の「If Your APIs Could Talk」シリーズで、API セキュリティの技術面について深掘りします。

黒い眼鏡をかけた人が写っており、コンピューターの画面の明かりで顔が照らされている

ライブデモでAPI Securityの重要な機能を体験する

Akamaiの専門家と1対1で面会し、API Securityがどのようにあなたの環境を保護できるかをカスタマイズされた形でご案内します。 

攻撃防止に役立つ主要機能のハンズオン例を体験してみましょう。内容には以下が含まれます:

  • 探索と監視:24 時間体制の監視システムにより、脅威を即座に検知して対応
  • アラート:ポスチャアラートとランタイムアラートの処理方法を調査
  • 統合が容易:複雑さにかかわらず、既存のテクノロジースタックとシームレスに統合

 

2つの簡単なステップで、あなただけのパーソナライズドデモを予約できます:

  1. フォームを送信する
  2. 弊社チームと時間を調整する

お申込みいただきありがとうございます。

追って弊社担当者よりご連絡いたします。